本装置は小動物の血圧(非観血式)を簡便に測定することを目的として作成されました。カフの減圧により生じる脈拍の出現と最大振幅を光電脈波法により検出し、その時のカフ圧をBPs・BPmとし、HR・BPdと共に表示します。(BPdは計算値です)
連続測定モード機能もあり、1~6回の間で連続測定回数を任意に設定できます。本体正面には液晶パネル・リセットボタン・セットボタン・スタートボタンゲイン調整ツマミと脈拍表示用の赤色ランプが設置されております。
液晶パネルにはBPs・BPm・HR・BPdが表示され、SETボタンを押しますと低下圧が測定用カフに掛かり、中央下部の赤色ランプが点滅し始めます。
ゲイン調整ツマミを回し検出感度を設定します。あとはスタートボタンを押すだけで測定が開始されます。
本体裏面にはプリンター・パソコン(オプション)出力用コネクターが付属されているため、測定毎ごとにBPs・BPm・HR・BPdが自動で出力されます、又連続測定モード機能では、その他に平均・標準偏差値も出力されます。
パソコンとの接続により、日付・時間・動物番号・動物体重と連続測定モード設定回数分の測定結果の表示もされ、測定中の圧力と脈の大きさをグラフィック表示し、データの修正(最大振幅値の任意設定)・削除・保存が簡便に行うことができます。