DR-IIは、予めカテーテル留置処理を施してある実験動物から自動的に採血を行うための装置です。実験者の負担を軽減するだけではなく、実験動物に対してのストレスも軽減できます。サンプリング間隔とサンプリングボリュームが任意に設定できるため、変則的なタイムコースでも可能で、タイマー機能もついています。1台のコンピュータで16台同時制御が可能です。
- サンプルとなる血液はエアーギャップで挟みこまれ、希釈を最小限に抑え、クロスコンタミネーションも生じません。
- より正確なサンプリングを行うため、カテーテルや配管をボリューム制御しており、フリームービングで採血可能です。
- 光センサーによる血液の送液制御のため、従来よりもさらに正確なサンプリングが行えます。
- 使用するカテーテルのボリュームを自動測定するキャリブレーション機能付きです。