本装置はホームケージでの運動量、飲水量、食餌量を長期に観察・記録するシステムです。
運動量測定は放出赤外線検出型の測定センサー(MDC-W01,W02)によって行われます。飲水量の測定には赤外線検出型の飲水カウンター、摂食量の測定には検出センサー付きペレットディスペンサーを採用し、これらの出力を長期データ集録解析システム(MDC)で記録いたします。
これ以外にも測定項目の追加が可能です。
【仕 様】
居室ケージ : 300W×250D×300H(mm)
特注ケージも対応いたします。
運動量 : 自発運動量センサー(カメラ付タイプあり)
飲 水 : 水滴数カウント(1滴/0.6ml)
食 餌 : ペレット数カウント(1P/14mg,20mg~300mg)
◆ データ収録用ユニット MDC-WR1
本装置は、デジタル信号専用の収録ユニットです。1ユニットに16台の接続ができ、最大48台まで増設が可能です。
運動量センサーからの信号出力をコンピューター(ノート・デスクトップ)へUSBケーブルにて転送し、専用ソフトウェアにて集積・解析するシステムです。
◆ データ収録用ソフトウェア MDC-SOF
MDC-SOFは、48chのデータを管理します。14日間連続測定が可能です、(最大100日間,PCの機種選択と無停電電源装置が必要)生データはMDCソフトウェア以外では閲覧することができません。テキスト出力は生データのCSV出力機能を使用することにより作成できます。データの機密管理が可能なシステムです。また、計測中に計測値とインターバルごとのグラフ表示、計測値のダブルプロット表示が行えます。