本装置は研究用小動物の脊髄に、外傷・挫傷を与える損傷モデル作成装置です。特に遺伝子組み換えマウスの脊髄損傷評価実験に最適です。
ラット・マウスに与える損傷圧力レベルは、20~200kDynes の間で任意設定できます。設定された拡張圧縮力は先端のプローブ部へ伝わり、脊髄部位へ最大衝撃速度が0.3m/secで行われます。また専用ソフトウェ アにて圧力カーブを表示し、ログファイルとして記録できます。記録されたログファイルは、提示された圧力の再検討をするために再表示することが可能です。 (専用ソフトウェアは、Windows 仕様です。)
この装置の最も優れているところは、高い再現性にあります。
損傷開始前に脊髄表面を接触センサーにより、正確に始点位置の計測を行いますので、高精度の再現性を実現できます。
【システム構成】
装置本体,制御装置,圧力センサー,ピンセット,ケーブル・電源,
シグナルコンディショナー,圧力値変換用エンコーダ,内蔵マイクロコントローラ,
PCソフトウェア,装着用プレート,12ケ月間ソフトウェア・アップデート,
セット・アップと技術サポート, 90日間保証を含んでいます。
【仕 様】
衝 撃 圧 力 :20~200kDynes
衝 撃 速 度 :最大1mm/sec
本 体 寸 法 :約430×460×680mm
(W×D×H)
制御装置寸法:約460×360×260mm
(W×D×H)
重 量 :16kg(本体部)
8.6kg(制御部)
電 源 :120VAC 10A