本システムは、抗不安薬等のスクリーニング用として知られるテールサスペンションテスト用に開発されています。変動検出センサー付き測定ケージとデータ収録装置から構成されており、専用ソフトウェアにて客観的なデータ収録解析が行えます。実験動物の活動・無動時間の測定を行います。
Psychopharmacology (1985(85): 367 – 370) で初めて報告された尾懸垂試験は、SSRI、ベンゾジアゼピン、定型および非定型抗精神病薬など、さまざまな抗うつ化合物に引き続き使用されています。
主な従属指標は相対的な不動状態までの時間です。したがって、活動の持続時間と活発さは逃避の持続性の指標であると推測されます。
このアクティビティを測定するために、高精度リニア ロード セルがテール サスペンション ソフトウェア (SOF-821) とロード セルの出力を定量的データとグラフィック データの両方で記録します。
MED-TSS-300パッケージには、1台のテールサスペンションとセットアップに必要なすべてのハードウェアとソフトウェアが含まれています。
システムは最大８つのテールサスペンションをサポートできます。パッケージにはテールを吊るすフック式キャッチとサスペンションパドルの両方が含まれており、実験に最適なサスペンション方法を選択できます。
ネズミは壁に触れることができない仕様になっており、パッケージ（MED-TSS-300）には、スターターパッケージを拡張するために必要なものがすべて含まれています。

＊コンピュータは含まれておりません。