音・光に対する条件反応行動を観察する方法としてシャトルケージによるアボイダンス実験があります。
このシャトルケージは、2つの居室からなり中央に移動可能な仕切板が配置されています。条件刺激が呈示され、その後電気刺激が床(グリッド)に発生し、動物は隣の居室に回避・逃避します。
動物の移動は複数の赤外線ビームセンサーで検出され各プログラムの設定により任意のデータ記録が可能です。回避・逃避の移動回数やエラー回数、各居室での滞在時間や移動退避位置(奥側、仕切板側)での時間、ファーストレスポンスの時間など多くのデータが収得可能です。
この シャトルケージは片方の居室を暗室にでき、中央の仕切板を電動ギロチンドアーに変更することができますので、ステップスルー型のパッシブアボイダンス実験にも応用できます。
【オプション品】